23 Jul 爆弾 「国宝」に次いで大ヒットとなった作品
去年日本を席巻した日本映画は勿論「国宝」。その天文学的な興行収益にはかないませんが、後発として封切られたこの映画は、堂々と50億円以上の収益を上げているんですね。これは大ヒットの日本映画と胸を張って言えます。ところが個人的には、見終わった後、何度も何度も復習しなければどういうドラマだったのか理解できない作品で、こういうのはとても苦手です。警察の取調べ室がメインの舞台で、刑事たちと佐藤二郎の丁々発止のやりとりが目玉。佐藤は霊感があり、どこで爆弾が破裂するのか予測できる。勿論具体的な場所を教えるのではなく、いろいろなヒント述べ警察がその場所を当てるという段取り。アホくさ!。三人が殺されるんですが、犯人はこの人で、でも理由は何。佐藤とこの人との関係は。爆弾はどうやって仕込んだのか。そういう犯罪の動機は。こちらの頭が悪いのか、それとも老化。何が何だか分からなくなってしまうんですね。佐藤の怪物演技が話題になっていますが、これまで脇役では見慣れた顔。欲を言えば、得体の知れない粘質の不気味さを、垣間見せて欲しかった。とにかくこれで主役級にのし上がったのは間違いなし。たっぱもあるので、映画主演あるいは出演が続く筈。エンディングは続編があることを示唆したものですが、続編を見に行くかと聞かれたら、アンサーはノーです。
70点
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