映画ジャーナリスト・坂井健二の映画批評ブログ:当ブログは、劇場、TV、DVD、あるいはYOUTUBEなどで観た映画を、新旧ごちゃ混ぜで、洋画一本、邦画一本を取り上げてレビューします。
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邦画

  • 2022年5月24日

ドクターデスの遺産BLACK FILE こんなバカバカしいのがヒットするんだ!

原作は中山七里の推理小説。未読なので、どこまで映画が本に忠実なのか分からないですが、脚本がひどすぎる。一番ひどいのが、主役二人、ポリ公の扱い。綾野剛と美人の北川恵子です。安楽死がテーマらしいミステリーですが、海外のB級テレビ映画で、同じテーマを扱って […]

  • 2022年4月21日

ドライブ・マイ・カー国際的な評価を得た日本映画

国際的な評価のピークと思われるオスカーで、最優秀外国映画賞を取り、有終の美を飾った作品。その前にカンヌ映画祭やゴールデングローブでも賞を取りと、久しぶりに日本映画が国際的に評判となり、日本人としては誇らしい気持ちになりました。村上春樹原作とのこと。心 […]

  • 2022年4月1日
  • 2022年4月1日

すばらしき世界 役所広司が素晴らしいしみじみとした佳作

日本映画界で女流監督として双璧をなすのは、この映画の監督西川美和とカンヌにめっぽう強い河瀬直美ではないでしょうか。と言いながら、河瀬監督の作品、まだ未見なんです。不甲斐ない。今年中に必ず見ます。西川監督のは「ディア・ドクター」を見ています。達者な鶴瓶 […]

  • 2022年3月10日

少年 当たり屋一家を描いた実話もの

大島渚監督の作品。10代の頃だった思います。当たり屋一家の犯罪が、新聞を賑わしていたのを覚えています。走る車にわざと当たって示談金をふんだくる犯罪ですね。これを元にした映画。夫婦(渡辺文雄と大島夫人の小山明子)と少年とチビちゃんという家族構成。正直、 […]

  • 2022年2月22日
  • 2022年2月24日

クリーピー 偽りの隣人 支離滅裂なサイコパス・サスペンス

この映画の監督黒澤清の名前は見覚えがあったので、調べて見ると、国内外で数々の重要な賞を取っている実力派なんですね。それにしては、この映画はひどい。脚本も、女性の脚本家と共同で関わっています。隣人(香川照之)がサイコパスで、彼に翻弄され、破壊や殺人が起 […]

  • 2022年2月2日
  • 2022年2月3日

終わった人 すべてが中途半端で辻褄が合わない

      内館牧子のベストセラー小説の映画化だそうです。オープニング、定年を迎えた舘ひろしが、最後の日机上の時計を見ながら、チクタクと針を刻むのが5時を指すのを待ってるのシーンは、ジャック・ニコルソンの映画『アバウト・ […]

  • 2021年11月24日
  • 2021年12月3日

新聞記者 底が浅く薄っぺらな映画

    腐敗を暴く映画は履いて捨てるほどありますが、これはとてもレベルが低い。ここで日本政府の腐敗を暴くのが、ジャーナリスト(シム・ウンギョン)と内閣情報調査室に勤務する若手エリート(松坂桃李)。映画がスタートして、何故何度も、例 […]

  • 2021年11月14日
  • 2021年11月15日

疑惑 桃井かおりが画面をさらった法廷サスペンス

    原作は、松本清張。冒頭で車が海中に転落。乗っていた地元の財閥は死亡。後妻の若い女は助かるのですが、彼女が保険金目当てで仕組んだ犯罪として逮捕され、これを弁護することになる女性の国選弁護士。二人の確執と白か黒かを問いただして […]

  • 2021年10月24日
  • 2021年10月26日

華岡青洲の妻 2大名女優が火花を散らした文芸作

    華岡青洲は実在の人間で、世界で初めて全身麻酔を用いた手術をしたことで有名です。効果のある麻酔を作るため、最初は動物をモロモットにして試行錯誤しますが、次の段階として人間での実験が必要となり、母(高峰秀子)と妻(若尾文子)が […]

  • 2021年8月20日
  • 2021年8月20日

かもめ食堂 脚本第一稿を映画化したような作品

    フィンランドでオールロケの映画だということで、興味を持ったのですが、最初に出来上がった脚本を推敲せずカメラを回した感じで、全て表面的で舌足らず。監督は女性ですが、脚本も担当。だいたい無名の監督が脚本も兼ねた作品は、ハズレが […]

  • 2021年8月8日
  • 2021年8月9日

DISTANCE(ディスタンス)是枝監督の2001年の駄作

    是枝裕之監督は、もちろん「万引き家族」でカンヌで最高賞をゲットし、世界的な地位を確立した日本が誇るアーティスト。大女優カトリーヌ・ドヌーブを使い、フランス映画も撮っています。2001年の「DISTANCE」を見ての率直な感 […]

  • 2021年7月10日
  • 2021年7月10日

お吟さま 大女優田中絹代が監督した作品

日本映画史に大きな足跡を残した大女優田中絹代は、監督の分野でも活躍しました。監督が性に合ったのか、監督作品は数本あります。現在、女性の監督は珍しくないですが、当時としては画期的なことだったのでは。もう一人大女優で監督もしたのは左幸子です。田中は個人的 […]