ハローウィーン 40周年記念の新作は大ヒット - Kenjis Movie Review
1168
post-template-default,single,single-post,postid-1168,single-format-standard,bridge-core-3.0.7,qode-page-transition-enabled,ajax_fade,page_not_loaded,,vertical_menu_enabled,qode-title-hidden,qode_grid_1300,side_area_uncovered_from_content,qode-content-sidebar-responsive,qode-child-theme-ver-1.0.0,qode-theme-ver-29.4,qode-theme-bridge,disabled_footer_top,disabled_footer_bottom,qode_header_in_grid,wpb-js-composer js-comp-ver-6.10.0,vc_responsive,elementor-default,elementor-kit-4228

ハローウィーン 40周年記念の新作は大ヒット

  ジェイミー・リー・カーティス主演、ジョン・カーペンターのホラー、「ハローウイーン」の第一号が出たのは1978年。これはスマッシュ・ヒットとなり、ホラー映画もマネーメイキングになり、シリーズになることを示したはしりの映画。
 ジェイミーーはハリウッド黄金時代のカップル、トニー・カーティスとジャネット・リーの娘で、これがデビュー作。当時、美男美女の両親にしては、娘は綺麗じゃないなと陰口をたたかれましたが、日本でもそうですが、2世タレントはデビュー時はさわがれますが、ほとんどが息が続かず消えて行く中、コメディもシリアスドラマもこなす女優として生き残っています。
 1号から40年を経た新作「ハローウィーン」は、大ヒットになりました。制作費が10ミリオンで、現在アメリカだけで150ミリオンの興行成績。映画は制作費の約3倍の興行成績でトントンと言われてますが、プロデューサーは笑いが止まらないのではないですか。今時ハリウッド作品で制作費が10ミリオンなんてえらい安くつくれたんだなと驚きます。多分、エグゼクティブに名が連なっているカーペンターや主演のジェイミーは、歩合制でこの映画に関わっているんだなと邪推します。
 これまでに、シリーズとして何回も制作されていますが、この新作はそれらをまったく無視して1号から40年経って起きたホラーという設定ですね。サイコキラー、ブギーマンことマイケル・マイヤーズも40年を経て、おっさんに変貌しています。ずっと精神病院に隔離されてきた訳ですが、護送中勿論逃亡します。そして究極の目的は、ジェイミーー扮するローリ・ストロードを殺すことです。ローリーも40年を経て、10代の孫も居るおばあさんです。今回メインでマイヤーズにやられるのは、孫とその友達。例のごとく残虐な方法で、一人また一人と殺されいくんですね。
 マイヤーズは孫娘を追っかけて、ローリーの住む家へたどり着きます。ここで、マイヤーズ対3世代の女たちの血にまみれた戦いがおっぱじまります。
 最後は、女たちの勝利で、マイヤーズは家もろとも焼き殺されてエンドです。正直言って1号の方が、怖かったですが、これはこれで、新味はないものの手堅くまとまったホラーです。
 ジェイミーーは白髪がいっぱいのロン毛で、銃を手にマイヤーズに向かいます。もうすぐ還暦を迎えるジェイミーですが、スレンダーな体型は変わらず、アクションも年に似合わずキビキビしてますよ。この大ヒットでまた忙しくなるのでは。
 ここで断言しましょう。この映画で死んでしまったマイヤーズですが、必ず復活します。ハリウッドが、こんな金のなる木を手放すははずがないじゃないですか。
                                                       70点

No Comments

Post A Comment