DISTANCE(ディスタンス)是枝監督の2001年の駄作

DISTANCE(ディスタンス)是枝監督の2001年の駄作

 

 

是枝裕之監督は、もちろん「万引き家族」でカンヌで最高賞をゲットし、世界的な地位を確立した日本が誇るアーティスト。大女優カトリーヌ・ドヌーブを使い、フランス映画も撮っています。2001年の「DISTANCE」を見ての率直な感想は、こんなつまらない映画も撮ってるんだということでした。例えば、オウム教のような狂った宗団に取り込まれ死んでしまった人間と、残された家族の話ですが、両サイドの心情などこれっぽっちも感じられない。残された者が年に1度、宗団があった家に集まるというのがメインのストーリーですが、どうでもいいようなダラダラとした会話が続きます。フラッシュバックで出てくる、宗団の方の夫は、宮沢賢治の本がどうとかこうとかと喚くおかしな男。姉は、全てを甘受するような女性。そういう描写から訴えるものは皆無。一方で、あらゆる音を拾っているんですね。足音、靴音、手を擦る音、火が爆ぜる音などなど。何故?政策ノートをチェックすると、脚本はなく台詞だけを与えられた俳優がその場の感性で演じたとのこと。まじっすか。大学の映画研究会の作品じゃない、商業映画で、そういう遊びは止めなと言いたい。今ではベテランの域に入る伊瀬谷友介、寺島進、浅野忠信などが出ていますが、しれっとした若者(当時は)の伊勢谷がちょっと印象に残る程度。でこの映画から一つポイジィティブなことを学ぶとしたら、ひどい映画を作っていても、ずっと努力をすれば、世界的に認められる監督になれるということでしようか。
   50点

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