月の満ち欠け 生まれ変わりを乱用しておかしな映画になってしまった - Kenjis Movie Review
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月の満ち欠け 生まれ変わりを乱用しておかしな映画になってしまった

生まれ変わりは英語で言うと、リインカーネーション。これをテーマにしたサスペンスものは洋画で、ままありますが、この映画のようにあっちでも、こっちでも生まれ変わりが起きると、おいおいいい加減にしてくれよと言いたくいなりました。まず若い女性が恋をしますが、結局違う男性と結婚。幸せとは言えない関係から逃げ出そうとして電車に轢かれて死亡。次はこの女性の生まれ変わりの女性というのが大泉の娘。この娘と母親は、結婚していたその夫におわれ果ては車の事故で二人とも死亡。それから月日が流れ、娘の親友が母親になり、子供の少女が大泉の娘の生まれ変わりだと宣言。書きながらこの辺りで目が回ってきました。最後は、大泉の年老いた母親のため、車の運転をしてヘルプをしていた女性の子供が、大泉の妻の口調になり、やれやれこの子は妻の生まれ変わりとでも言いたいのかいなと、失笑しました。DV気味の夫に、贔屓の田中圭クンが出ていて、ナイスサプライズでしたが。それから親友は、大泉の向かって、子供は親を選んで生まれてくるとは思いませんかとかなんとか、うんちくを述べるんですが、そんなことを言ってる間に、娘が生まれ変わりなら、この子も乗り物の事故で死ぬ運命かと恐れていますとか、母親として心配を言わんかいと思いました。こんな映画でも、一ついいことはありました。それは大泉洋です。喜怒哀楽をメリハリの効いた演技で共感できます。
      55点

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