時をかける少女(2010) どうでもいい映画

時をかける少女(2010) どうでもいい映画

これは「時をかける少女と」いうよりも、「時をかけそこなっった少女」ですね。
原田知世の「時かけ少女」が大ヒットしてから約20年が過ぎ、このへんで柳の下に2匹目のドジョウを狙えるんじゃないかと、企画会議で持ち上がったんでしょう。原田演じた少女は大人になり結婚し、できた子供を今度は「時かけ少女」にしようと決め、彼女(仲里依紗)が事故でベッドに伏せる母親(安田成美、とんねるずの奥さんですよね。きれいです)に変わって、例の少年と例の受験室で再会するという約束(そんな約束を原田版でしてましたっけ?)を果たそうとするのが、ま、メインストーリーです。ラベンダーの香りとか、化学実験室とか前回の小道具をそのまま使っていますが、何か新味をということで、72年にタイムスリップするところを、74年へするドジやら、中里を助ける青年の登場やらいろいろとありますが、突っ込めばいろいろとボロが出てくる映画です。実験室で働く安田が、タイムスリップするための薬を発明するとは!
最後の方で運命というものに逆らえず、愛する人をバスが事故に遭うことを知っていながら見送るというシチュエーションは、特に外国映画のタイムスリップ映画によくみられる使い古されたもの。
最後は今度は、大人になった例の少年と、中里がすれちがうんですが、余韻もへったくれもありません。
カスみたいな映画というのは、少しひどすぎると思うので、どうでもいい映画ということにしましょう。
原田版の足元にも及びません。
                                                50点
 

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