憎いあンちくしょう   浅丘ルリ子が素敵です

憎いあンちくしょう   浅丘ルリ子が素敵です

石原裕次郎の映画ですが、勿論裕ちゃんは裕ちゃんを演じてカッコいいんですが、この映画は浅丘ルリ子の魅力が全開したもの。
裕ちゃんがスターで浅丘は彼のマネージャー。恋人同士でもあるんですね。新聞で、誰か九州に居る恋人のためにお金を貯めて買ったジープを運転して届けてくれる人を募集というのを見つけ、裕ちゃんはそれに応じるんです。ドライバー求むを載せたのは芦川いづみ。遠距離恋愛の相手が小池朝雄。確か医者だったと思います。裕ちゃんはジープでスタート。反対する浅丘はジャガーでフォローするんですね。その道のりでのドラマで、ロードムービーと言えると思います。冒頭から都会でてきぱきと仕事をする女性を魅力的に演じる浅丘が素敵です.そしてジャガーを乗り回すのもカッコいい。最後は裕ちゃん浅丘は結びつきを強め、芦川小池は破綻してしまうんですね。破綻の理由がいまいち分からないんですが、井上陽水の「心もよう」の世界。遠くに住んでいることが二人に良くない・・・なんでしょうかね。贔屓の芦川は貧乏くじをひいたというか、観客にあまりアピールしない役です。それから、ジャガーが崖から落下しそうになるシーンは、セットがミエミエで残念と思ったのですが、この頃の映画では仕方ないっすね。これまで、裕ちゃんやアキラの映画の刺身のツマに甘んじていた浅丘は、ここから主演女優に駆け上り、大女優の道を着実に歩き始めるんですね。
ずっと後になってですが、テレビのシリーズ物の浅丘を見ていて、オッ、着物も洋服もイケてる女優を初めて見たと思ったのを覚えています。この辺の年代は着物はピカ一だけれど洋服はイマイチという女優さんが多いじゃないですか(岸惠子は別格)。
             80点

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