悪魔のワルツThe Mephisto waltz乗り移りを可能にする悪魔教のホラー

悪魔のワルツThe Mephisto waltz乗り移りを可能にする悪魔教のホラー

ポランスキー監督によるミア・ファロー主演のホラー「ローズマリーの赤ちゃん」が大ヒットした後、悪魔教のホラーがわんさかでましたが、この映画もその一つ。ファローが悪魔の赤ちゃんを生まされるのに対して、これは悪魔と取引すれば、相手に乗り移ることを可能にするホラーです。
悪魔教サイドの人間が、死にかけている高名なピアニスト(クルト・ユルゲンス)、とその娘(バーバラ・パーキンス)。近親相姦の間柄。犠牲になるのが、ピアニスト志望だったものの、夢叶わず音楽雑誌のジャーナリスト(アラン・アルダ)と妻(ジャクリーヌ・ビセット)。アルダがユルゲンスをインタビューの際、彼の手を見たユルゲンスは、アルダがかってピアニストを目指していたことも知り、この男だと乗り移りを決めるんですね。方法は相手の血液を採って(それを自身に注入するのか、あるいは飲むのか映画は教えてくれない)、真夜中に相手の顔のライフマスクを自身にかぶせ、悪魔教のおまじないのようなものを唱えて死ぬと一丁あがりという訳です。ガッツのある妻ビセットは負けてはいません。悪魔と取引をして、パーキンスに乗り移るんです。で、ラストシーンはアルダとパーキンスの熱い抱擁で終わるんですが、アルダの格好をしたユルゲンスとパーキンスの格好をしたビセットのカップルとなるどんでん返し。スタイリッシュな演出と、4人のメインキャストのカリスマで、なかなかエンジョイできるB級エンタメホラーです。ホラーに、絶対常識は持ち込まないように。全て馬鹿馬鹿しいで終わっちゃいます。ホラーのクラシック上記の「ローズマリー・・」でさえそうです。
                   70点

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