恋空   骨なしの脚本で若手俳優が可哀想 - Kenjis Movie Review
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恋空   骨なしの脚本で若手俳優が可哀想

ケータイ小説の映画化だそうです。詰め込んでいるドラマは欲張っているというか、多彩なんですね。10代の妊娠、子育て、集団レイプ、両親の離婚、流産、難病、そして死。これらが表面をちょっと撫でただけで展開していきます。そして大げさな、バックミュージック。見終わって残るのは、新垣結衣や三浦春馬など若手俳優はフレッシュで好感度が高いのに、この映画のつまらないことはどうなんだろうという感想です。熱演する若手俳優が気の毒になりました。骨なしの脚本。三浦くんは、どこかでニット帽をとって丸坊主を見せるべきだと思ったのですが、こんなレベルの映画で役者根性を見せる必要なしと、すぐ考えを改めました。
ただ、最後の方のシーン、つっぱりの三浦くんが、「死にたくない」と泣きじゃくり、新垣が彼を抱きしめるシーンはジーンときました。後で考えると、この映画によってではなく、自死した三浦くんが重なってのことでした。これは、2007年の作品で、三浦くんは、以降シャープなイケメンになっていったんですね。あまりよく知らない若手俳優でしたが、今回、ユーチューブで、ミュージカルの「キンキー・ブーツ」のさわりを見て、その才能に舌を巻きました。
三浦くんへの合掌と共に、採点はなし、

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