
25 Nov 君の名は 空前の大ヒットとなったメロドラマ3部作
こちらも大ヒットとなったアニメの君の名はではないですよ。あれは、君の名は。と。が付くんですね。岸惠子、佐田啓二と美女美男のすれ違いが続く、一大メロドラマです。リアルタイムでは知らない映画なので、DVDを買って観ました。空襲下の東京の数寄屋橋で会った二人が再会を約束するも、運命のいたずらですれ違いが続く有名なストーリーですね。それに日本中のあちこちが舞台になっており、ディスカバージャパンを先取りしてます。最後、真知子は愛する人と結ばれることなく死んじゃうんですね。観終わって、岸惠子さんをインタビューする前に観とけば良かったと思いましたよ。どういうことかと言うと、 君の名はのこと聞くと、まず「私、他にもいい映画をたくさん撮ってるんですよ」とコメント。そして、「真知子のようにメソメソ、ウジウジする女性は嫌い」とも。この映画を観ていれば、「真知子さんはメソメソする女性とは思わなかったですよ。あの時代に、好きな人に会おうと北海道まで出かける女性は行動力がある女性と言えるのでは」と反論できたのにと。他に目についた女優は北原三枝ですね。エキゾチックな美女です。映画は、快調なペースで1、2、3部と続き、退屈することなく見ることが出来ました。岸惠子さんは永遠の憧れの人なんですね。パリのサンルイ島を散策中、ここに岸さんが住んでいるんだと思いながら、あるマンションの裏戸が開いているのに気づき覗き込むと、壁のボードにマダム・ケイコ・キシという名前を見つけ、ビックリしました(驚きすぎて写真を撮るのを忘れたほど)。それから数年後友達とパリにステイしたんですが、見たいと言うので、勘を頼りに探したんですが、見つからなかったです。それから数年後、横浜のご自宅でインタビューさせて貰えることになるとは夢にも思わなかったです。岸さんは、うわさ通りの美女で、さっぱりした気性の解放された自由人という印象を持ちました。
70点
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