リーサル・ウェポンLethalWeaponギブソン初の大ヒット作

リーサル・ウェポンLethalWeaponギブソン初の大ヒット作

メル・ギブソンは、まず国内と日本で「マッドマックス」の大ヒットでスターになり、少し遅れてアメリカでも封切られ注目を浴びるようになったんですね。そして遂には、ハリウッドからお呼びがかかったんです。
ギブソンには雑誌「スクリーン」の単独取材を何度もさせてもらったので、アメリカへ渡る数日前、グッドラックの意味を兼ねてランチに招待しました。オファーの数が凄くて目が闘志でキラキラと輝いていましたが、「映画はカメラが回る前にキャンセルというのがよくあるので」と、ちょっぴり心配する本音も。
キャンセルはなかったものの、残念ながら当たらなかったんですね。一流監督と一流共演者の作品でしたが。「戦艦バウンティ(アンソニー・ホプキンス)」、「燃えつきて(ダイアン・キートン)」「、リバー(シシー・スペイシック)」の3本です。
失意のギブソンは、映画から離れて1年間休んだ後、再び主演したのがこの「リーサル・ウェポン」。
事故で愛妻を亡くした自殺願望の強いポリス。相棒がダニー・クロヴァー。ま、お決まりの二人組のアクション映画です。スピーディな展開と目を見張るカーチェイスやバイオレンスで大ヒット。シリーズとなり、4まで制作されました。
映画のラスト近く、ようやく自殺願望から解放されたギブソンが、愛妻の墓を訪ね、「アイ・ラブ・ユー」と言うしみじみとしたシーンを観ながら涙がこぼれているのに気づき、驚きました。ギブソンはいい役者になったんだなとつくづく感心しました。スターの輝きは誰もが認めていましたが、演技的にはそれほど評価されていなかったんですよ。アクション映画を観て涙をこぼすなんて初めての経験です。
この映画から、ギブソンは着実に、スーパースターの階段を駆け上がるんです。
                      80点

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