ポセイドン・アドベンチャー  The Poseidon Adventure ディザスター・ムービのはしり - Kenjis Movie Review
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ポセイドン・アドベンチャー  The Poseidon Adventure ディザスター・ムービのはしり

1972年の作品ですが、いわゆるディザスター・ムービーあるいはパニック・ムービーと呼ばれるはしりの映画で、世界中でメガ級の大ヒットになりました。
大晦日、航海中の客船が、海底地震で起きた大津波にやられアップサイドダウン、逆さまになった中、生き残った乗客たちが、生存をかけて船底を目指す、手に汗を握るアドベンチャー。牧師役のジーン・ハックマンを中心に、アーネスト・ボーグナイン、シェリー・ウインターズ、レッド・バトンズ、キャロル・リンレイと中堅どころを揃え、リアル感を倍増。若手代表は、日本でも人気のあったパメラ・スー・マーチンが花を添えます。まだSFXがない時代で、手作りの緊迫感は、観る側は容易に同調でき登場人物を身近に感じることができ、一緒に、ハラハラ、ドキドキできるんですね。一番の儲け役は、デブのおばさんウインターズ。昔は水泳選手だったという役どころで、水中で身動きできなくなったハックマンを助けるため、ザボーンと潜って助けた後、心臓麻痺で死んでしまうんです。吹き替えなしで、水中ではスカートがまくれあがり、大きなお尻や太ももが露わになるのもなんのそので感動しました。リンレイが歌う「モーニングアフター」も大ヒット。オスカー(歌曲賞)を取ってます。
以降、無数のディザスター・ムービーが制作されていますが、これを越えたものは出ていないと思います。この続編は、まだ船内に生存者がいると、今度は逆のアドベンチャーなんですが凡作。出演者の1人サリー・フィールドが自叙伝で、出るのではなかったと後悔している唯一の映画だと告白しています。2006年の「ポセイドン」はこのリメイク。カート・ラッセルやリチャード・ドライファスらが出て、SFXを駆使して大仕掛けですが、緊迫感はオリジナルの足元にも及ばない。
              85点

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