ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生 - Kenjis Movie Review
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ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生

 ファンタスティツク・ビーストの第1号は2016年に封切られ、大ヒットしました。2作目がこのファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生です。えらい長いタイトルです。作者はハリポタのJ・K・ローリング、ハリポタのシリーズだけで天文学的な数字の利益を得て左うちわなのに、このファンタビでも、同じような巨大な利益を得ることが想像され、こうなると神様って不公平なんだなと、庶民の私たちはひがみますね。 

 2号には彼女は脚本以外にプロデューサーとしても加わっているので、彼女の好みがかなり投影されているのでは。正直言って、字幕なしで見るにはつらい映画でした。登場人物の名前からして、グリンデルバルド、ゴールドスタイン、ダンブルドア、レストレンジときて、その上、ダンブルドアはアルバス・ダンブルドアとクリーデンス・ダンブロドアと二人居て、目が回ります。1号は見ていますが、どんなストーリーだったのか全く記憶にないです。ファンタビは、ハリポタのスピンオフで、プリシークェルです。つまりハリポタの前に起きたストーリーですね。主人公で、エディ・レッドメインが演じるニュート・スキャマンダーは、ハリポタには登場しませんが、ジュード・ロウ演じるアルバス・ダンブルドアは、ハリポタの重要な役の一人です。

 1号で捕まったジョニー・デップ演じるグリンデルバルドがヨーロッパへ移送の際逃げ出し、スキャマンダーのグループと対決するのが一つの骨子。もう一つはクリーデンスが、母親を探し自身出生を知ろうとするのがもう一つ骨子。それらを中心に据えて、物語は進みます。その間に色々な小ドラマが挟まれているのですが、告白すると頭の中で整理がつかなかったです。ラストシーンは、デップがクリーデンスに、「お前の本当の名前は、アウリウス・ダンブルドア」と告げて終わるのですが、と言うことは、ロウ扮するアルバス・ダンブルドアの弟なの?もう一つよく分からんです。ただ、全編を通じた特撮は豪華です。それと、スキャマンダーのエディ・レッドマンは、勿論、故スティーブン・ホーキンスを演じた「博士と彼女のセオリー」でオスカーに輝いたアクターですが、いわゆる美形ではないですが、好感度の高いスター。ここでもその持ち味が良く生かされています。

 蛇足ですが、この間ポルトガルを訪問する機会があったのですが、リスボンのあるコーヒーショップに長蛇の列が。何だろうと聞いて見るとJ・K・ローリングがここでハリポタを書いていたとのことで、そのテーブルを見ようと皆んな並んでいた次第です。あれ、彼女はエディンバラのコーヒーショップでハリポタを書き続けたのは超有名ですが、リスボンで?という疑問に、友達は、彼女は一時期ポルトガル人と結婚していたのでと、いう答えでした。

                                            70点

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