映画ジャーナリスト・坂井健二の映画批評ブログ:当ブログは、劇場、TV、DVD、あるいはYOUTUBEなどで観た映画を、新旧ごちゃ混ぜで、洋画一本、邦画一本を取り上げてレビューします。

ドント・ルック・アップDon’t Look Upオーバアクティングが鼻につく風刺コメディ

出演者は豪華なラインアップです。主役にレオナルド・ディカプリオとジェニファー・ローレンス。脇を固めるのが、メリル・ストリープ、ケイト・ブランシェット、ティモシー・シャラメ(「君の名前で僕を呼んで」のハンサムガイ)、アリアナ・グランデ(国際的人気の美人歌手)など。日本ではそれほど知名度が無いですが、アメリカの国民的人気のコメディ老舗番組「サタデー・ナイト・ライブ」で才能を発揮した、アダム・マッケイが脚本と監督を担当。これまで見たことがなかった小惑星が発見され、2人の天文学者(ディカプリオとローレンス)はそれが地球を破壊するものと知り、それを訴えるんですが、誰も信じない。そこへ、政治家やメディアの人間が絡み。右往左往するコメディです。ローレンスを除いて、皆がオーバーアクティング気味で、見ていて白けました。当代きっての演技派であるストリープもブランシェットも、ここではつまらない。ディカプリオは、可もなく不可もなしという感じ。ローレンスだけが、普通の演技なのに周りがやりすぎているため、素晴らしく思えるおかしな作品。ストリープは大統領で側近に自分の息子を抜擢しているというシチュエーションはトランプを揶揄してるんでしょう。シャープでもなんでもない。ラストも、こんな着地で笑いが取れると思ってるんかいなと呆れました。ただ、これを見た友達は、腹を抱えて笑ったと言ってましたので、こういうユーモアのセンスが受けるマーケットはあるんでしょう。今や映像の世界を席巻するNettflixの制作です。
          60点

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