映画ジャーナリスト・坂井健二の映画批評ブログ:当ブログは、劇場、TV、DVD、あるいはYOUTUBEなどで観た映画を、新旧ごちゃ混ぜで、洋画一本、邦画一本を取り上げてレビューします。

トップガン マーヴェリックTop Gun Maverick定石通りの作りながら100%エンジョイできるエンタメ大作


超ヒット作「トップガン」の続編。36年後の海軍の男たちを描いた作品。主役のトム・クルーズも老けて、今回は若い隊員を訓練する教官職で登場します。ドラマの展開は奇をてらい、定石通りに進みますが、ペースも快調、メリハリの効いた監督ぶり。画面もパワフル。泣かせどころとユーモアもツボを得てと、エンタメ大作の本道を行き、100%エンジョイできました。こういう映画では刺身のつまになりやすい女性(ジェニファー・コネリー)も、気の強いシングルマザーという性格づけがきちんとされており、映画の隅々まで気を配った跡が十分に見てとれます。前作にも出ていたヴァル・キルマーが同じ役アイスマンで出ており、クルーズとの再会は、ちょっぴりユーモア(前作を見た人なら分かる筈)も混じえてしんみりさせます。それにしても、トム・クルーズはすごい。もうすぐ還暦らしいですが、溢れるパワーは、若手俳優も敵わない。これまで贔屓のスターではなかったですが、考えてみれば、クルーズの映画の殆どを、劇場封切りで見てるんですね。彼のデビュー作もきちんと覚えています。ブルック・シールズ主演の「エンドレスラブ」でそこいらに居る太めの高校生という役所で、何の印象も残さなかったですが。サイエントロジー云々も、イマイチ好きになれなかった理由の一つですが、もうそんなことはどうでもよろしい。宣言します。トム・クルーズの大ファンです。
     90点

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