スマホを落としただけなのに  アホみたいなシチュエーションのてんこ盛りで失笑 

スマホを落としただけなのに  アホみたいなシチュエーションのてんこ盛りで失笑 

最初、ラブコメだと思って観ていました。田中圭が「おっさんずラブ」と同じノリで演技をしていたので。ところがすぐ殺人現場に変わり、山肌に若い女性の、長い髪の一部を剃り取られた死体がゴロゴロと発見され、なんだクライムサスペンスなんだと気づいた次第。
美人の北川景子と田中圭がカップルで、田中がスマホをタクシーに置き忘れ、変質者に拾われたために起きるサスペンスです。それに、北川も何か秘密を持ってる風で、それもストーリーに絡んできます。すぐ登場する犯人は、勿論顔を見せず何故か長い黒髪のかつらをかぶって、pcをいじり回しているんですね。
北川が犯人に誘拐されたあたりから結末までアホみたいなシチューションのてんこ盛りで、最後には笑ってしまいました。田中は場所を探し当て北川を救出し逃げ出すのですが、遊園地で犯人に追いつかれ田中VS犯人の一騎打ちになります。犯人が鉄棒のようなもので殴りかかるんですが、田中は頭を抱えて殴られるのを待ってるだけです。バカなにやってんだよ。相手は田中よりもっときゃしゃなヘナチョコ。足蹴りするか体当たりしろよ。足をなぐられ倒れた田中をかばいながら、そこで北川は自身の秘密(信じ難い話)を、田中に打ち明けるんです。バカなにやってんだよ。今にも殺されそうな現場で、殺人鬼を前に、長々と身の上話なんかするんじゃない。一方、事件を捜査中の警察の面々が駆けつけ、最後には助かるんですが。若い新米の警官が霊感があるのか、スマホの場所から犯人の居所を追跡中、右か左かの場所でその機能が効かなくなります。運転中の上司から、どっちだと聞かれ、新米はうーんと念力をかけ左(右だったかもしれない)と叫び、無事遊園地に到着です。アホらし!
犯人が何故、黒髪の一部を刈り取るのかの説明もなし。新米も犯人も、幼児虐待の経験者。だから通じ合うものがあり犯人の居所を新米が見つけたのだという、サジェスチョンも匂いますが、アホらし!とってつけたようなオチもあります。一つだけこの映画のいいところを挙げるとした、スマホの功罪でしょうか。
「おっさん」がとても良かった田中圭。いわゆるイケメン俳優が食傷気味の中、ユニークな魅力で若手トップスターの一人になったのだから、この映画は北川がトップビリングなので彼女の映画だとは思いますが、こんなくだらないのには出ないで欲しい。お願いしますよ。

                                                     50点

Post a Comment