映画ジャーナリスト・坂井健二の映画批評ブログ:当ブログは、劇場、TV、DVD、あるいはYOUTUBEなどで観た映画を、新旧ごちゃ混ぜで、洋画一本、邦画一本を取り上げてレビューします。

ジェミ二マン  Gemini Man アン・リー監督の新作

現在ハリウッドで最も成功しているアジア系の監督が、アン・リー。「グリーン・デスティニー」、「ブロークバック・マウンテン」「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」などヒット作が多いのと、オスカー受賞の常連です。言い換えると芸術的な映画を商業的にも成功させているんですね。リー監督の新作が「ジェミニマン」。ジェミニマンとは双子座の男で、タイトルからも想像できますが、クローンを取り入れた、SFアクション/サスペンスです。好調のウィル・スミスが、現在と若い頃の本人と対決。正直言って、底が浅い映画だと思いました。若いスミスは、最新のデジタル技術でなかなかのもですが。退屈はしなかったです。ビジュアル的には、リー監督らしい斬新なシーンもあったので。今回は、残念ながら芸術的にも商業的にも成功しないのでは。題材がリー監督に合ってなかったということでしょうか。スミスは熱演。悪玉に、クライブ・オーウェン。イギリスの俳優で、個人的には、次の007の一押しだったんですが。この映画を観て、だめだ、年を取り過ぎていると思いました。
                                    60点

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