ザ・ドライThe Dry大きな欠陥のある最新豪ヒット映画

ザ・ドライThe Dry大きな欠陥のある最新豪ヒット映画

この映画は、今年1月に封切られ、現在もロングランのヒットになった豪映画。すでにbox officeでは20億円の興行収入をあげており、低迷がつづくオーストラリア映画に、活気を蘇らせる第一弾として賞賛されています。批評も非常に良い。豪女流作家のベストセラー小説の映画化。ミステリー系の犯罪映画。田舎町で、家族を射殺し、一家の主人が銃で自殺という事件が起きるんですね。その葬式に帰って来た幼馴染(エリック・バナ)。彼は、シティの優秀なポリス。ローカルのポリスに協力し、この事件の真相を探るというのがメインストーリー。一方、バナ、死んだ男、それに2人の女の子は、10代の頃4人組の友達で、当時の状況が何度もフラッシュバックで出て来ますが、これも大事な伏線です。そして、バナが好きだった女の子が溺死するという事件が起きます。偶然が重なり犯人の疑いがかけられるのが、バナ。それが理由で、彼の一家は田舎町を出ていくんですね。よって彼にとっては20年ぶりの帰郷になります。で、意外な犯人を突き止めるんです。同時に、溺死した女の子のバッグを見つけ、その中にあった彼女の日記から、溺死の真相もつかみます。エリック・バナは「超人ハルク」やら「トロイ」などに出ており、コメディアンからイケメン俳優にイメチェンした変わり種。ヒュー・ジャックマンやラッセル・クロウのレベルではないですが、一応ハリウッドで成功した豪俳優です。これは多分日本へは入らないと思いますが、やはりネタバレは厳禁なので、犯人が誰かは勿論明かしません。大きな欠陥があるという理由は、最後に犯人が一家を射殺し、主人を自殺に見せかけるため、地面を這って逃げようとする彼を撃ち殺すシーンがフラッシュバックで出て来ますが、なんと背中に何発も撃ち込むんです。どんなアホのポリスでも、弾丸の場所を見れば、自殺ではない他殺だとすぐ分かりますよ。いつも思うのですが、こういうの、まず脚本家がバツですが、監督なり俳優なり、だれかここのシーンはおかしいと言う人が居なかったのでしょうか。それとフラッシュバックが多すぎ、もっと整理出来た筈。オーストラリアの田舎町の汗と体臭というか、それはよく出ていたと思います。
           60点

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