ウォーターボーイズ      これ大ヒットしたんですね? - Kenjis Movie Review
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ウォーターボーイズ      これ大ヒットしたんですね?

コメディとしては他愛ないというか、はっきり言えばB級です。ベテランを除いては演技も。オープニングで妻夫木聡が、たかだかゴキブリ一匹で、七転八倒するのに、ケッ、ワザとらしいと思い嫌な予感がしたのですが、的中しました。
実際埼玉の高校で文化祭にシンクロナイズドスイミングを男子生徒がやっていることにヒントを得ての映画化だそうです。ある高校の閑古鳥が鳴く水泳部が、ひょんなことから、シンクロに挑むことになるストーリー。行く手に待ち受けているトラブルを、一つ一つユーモラスに乗り越えて行くのは定石通り。
チームには、玉木宏もいます。妻夫木も玉木も、当時はホヤホヤの新人。玉木の方が演技的にはマシ。最後は、男子生徒による見事なシンクロを披露。ま、めでたしめでたしという感じ。で、観た後の印象は、決して悪くないんですね。爽快感とまではいかなかったですが、ニンマリ微笑できました。この映画何故大ヒットしたのか考えてみました。女の子たちは、妻夫木や玉木をはじめ、多数の男の子たちのブリーフ型の海パン姿を見れるから?男の子たちは、妻夫木のガールフレンド役の平山あやがとても可愛いから?男子生徒がシンクロを演るというのが意表を突いていたから?正直分かりません。運が良かったのかな。
ただ、最後のシンクロシーン、映画はマジックなのでもう少しマシな映像が欲しかった。こういう時に観客が見ているのは、俳優が本当に演ってるのか、それとも吹き替えかなんですね。シンクロのクライマックス人間ピラミッドの頂点(といっても3段)に妻夫木が立つんですが、上半身アップだけ。ここは一瞬でもいいので全体像が欲しかった。土地の上でなら分かります。万が一落ちて綺麗な顔に傷がつけばエライコッチャになるのは。水の上なんだから。努力が足りない。それにシンクロの技のシーンは、全くクローズアップがないんですね。これでは全部吹き替えだなと思われても仕方ないですよ。
ベテランの柄本明と竹中直人はいいです。竹中はいつも通りの言動ですが笑えます。一番は柄本。女装バーの年増のマダムといった役どころ。立っているだけで笑ってしまうのはすごい。最初と最後に教師役で出てくる真鍋かをりは演技が下手。それから妻夫木と玉木の名誉のために付け加えると、単にイケメンだけでなく、今では日本映画界を代表する俳優に。特に妻夫木は、渡辺謙、松山ケンイチ、広瀬すず、宮崎あおいなどスター総出演のオムニバス映画「怒り」では、ベストでした。都会に住む切ないゲイを演じて心に届きます。
さて、「ウォーター・・・」はその年の日本アカデミー賞の、監督賞、脚本賞、主演男優賞などを取ってるんですね。そうすっかとしか言えないです。
                                         65点

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