かもめ食堂 脚本第一稿を映画化したような作品

かもめ食堂 脚本第一稿を映画化したような作品

 

 

フィンランドでオールロケの映画だということで、興味を持ったのですが、最初に出来上がった脚本を推敲せずカメラを回した感じで、全て表面的で舌足らず。監督は女性ですが、脚本も担当。だいたい無名の監督が脚本も兼ねた作品は、ハズレが多いんですね。第三者の視点がなく、独りよがりになるからです。かもめ食堂の女性オーナーを中心に2人の日本女性が絡む物語。いちばん困るのは、主人公(小林聡美)の背景が全く説明されていないことです。何故フィンランドでジャパレスをすることになったのか、あるいは経済的状況はどうなのか。海外で日本レストランをやるのはお金のかかることなんですよ。そのくせ、脇の2人が現地にきた理由は、簡単ですがちゃんと説明されてるんですね。後、現地の人間のドラマも挿入されていますが、お粗末と言えるほど表面的。女性3人の連帯感も突っ込みが足りない。100歩譲って観光映画として見ても、きれいな絵がない。群ようこの原作が元になっていますが、この映画を見て小説を読みたいとはさらさら思わない。ひとつ発見は、片桐はいりは背も高く堂々とした体格なんですね。これまで顔の方ばかりに目が行き、気づきませんでした。

         50点

 

 

 

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