十代の性典 若尾文子の大ヒットした問題作 - Kenjis Movie Review
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十代の性典 若尾文子の大ヒットした問題作

1953年の映画で、リアルタイムでは知らない映画ですが、若尾文子のファンなので、大ヒットし世間を騒がせた問題作だったというのは知っていました。youtubeにあがっていたので、ラッキーとばかり鑑賞しました。3人の女子高校生のドラマで、貧しい家庭が南田洋子。中産階級が若尾文子、それに若尾がお姉さまと慕う上級生。南田はきれい。若尾は可愛い。上級生は知らない女優さんですが、高校生にはとても見えない。中年のオバさんのよう。この人のケースが、最もドラマチックなんですね。レイプされた過去を持ち、それがトラウマになり好きな男性の胸に飛び込めない、最後は入水自殺。キリスト教会の娘です。映画は、え、こんなことありとか全然辻褄が合わないじゃんの連続ですが、ま、この時代の映画に目くじらを立てるのはやめましょう。ラストは、え、キリスト教宣伝の映画だったの?で終わります。大ヒットはタイトルのおかげとにらんんでるんですが。一般人のすけべ心はくすぐるタイトルだとは思いませんか?大ヒットのおかげで、続、続々と映画は作られていて、それもyoutubeにあがっていますが、見る気はしないっす。点数は若尾のおかげで10点水増し。
 60点

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