16 May ヴァチカンのエクソシストThe Popes’s ExorcistB級のエクソシストもの
あのエクソシスト(1973)から、50年以上もの年月が過ぎているんですね。以降エクソシストものが絶えないんですが、これが最近のもの。B級のエクソシストで、時間つぶしにはいいのではないでしょうか。スペインの片田舎にある修道院を相続した一家。シングルマザーと子供二人。修道院を修復し売却することに決め、現地に滞在しますが、さまざまな怪奇現象が起こるんです。そこは歴史的に色々と訳ありの場所で、悪魔が蔓延っている。少年は明らかに悪魔に取り憑かれて、ものすごい形相で、暴力をふるうんです。エクソシストのリンダ・ブレアも凄かったですが、この少年もなかなかの熱演(?)です。それを解決するためにヴァチカンから送られてきた司祭がラッセル・クロウ。ま、なんだらかんだらあって悪魔を退治します。最後の方の荒唐無稽の大シーンはB級映画の大サービスと解釈しておきましょう。クロウは、こちらのメディアに時々姿を見せますが、超デブでひげぼうぼう、どこのホームレスのおっさんかと見間違うほどですが、映画が決まればきちんと身体を絞るんでしょうね。それでも司祭の服はキツキツという感じです。これからもこの系列の映画は出てくるはずですが、これは断言してもいいですが、「エクソシスト』を超えるものは出ない。それほど完成された文芸作と言ってもいいほどのホラー映画の最高作。 60点
65点
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