28 May ブライトバーン BRIGHTBURN B級のホラー
ハリウッドでは、今ホラー映画のラッシュです。制作費が安いので、当たれば一攫千金が可能だからなんですね。当たったホラーは、続々と2、3が続きますし、昔当たったものをリメイクしたりと、大車輪です。ホラーは好きなのであるゆるジャンルのものを観ますが、こんな愚作受けるわけがないと思ったものが大ヒットになり、つくづく見る目がないなと思ったりします。
「クワイヤット・プレイス」は、観て、なぜ喋ると怪獣にやられるのかの説明もなし、なぜ怪獣がばっこしているのかの説明もなし、勿論ホラーに道理を求めたりはしませんが、少なくとも、そういう状況になった理由を示すべき、たとえバカバカしくても、と思い、こんなの受けるわけないじゃんと思っていたところ、周知のように世界中で大ヒットになりビックリしました。同じくエミリー・ブラントの主演で、2が完成しています。
ブライトバーンは、ある夜、宇宙船が地球上に落下し、船内にエイリアンの赤ちゃんを発見した、子供を渇望しているのに恵まれないカップルが、自身の子供として育てるんですね。
落下の際、ものすごい音がします。いくら田舎のそれぞれの家が隔離されたところでも、あれだけの音がしたら、次の日は村の人々が寄り集まって、昨夜の音は一体なんなのだと噂のタネになるのではないですか。それに警察はそれを調べようとするんではないですか。それでもうこれはB級だと思いました。
話は、スーパーマンの真逆をいくもの。子供が連続殺人鬼のヴィランに成長するんです。周りの人間を皆殺しです。育ててくれた夫婦を含めて。最後は、殺しにとどめをさすというか、飛行機を墜落させ、乗客全員を皆殺しです。
最後は、お決まりの、ヒットすれば続編をという意図がみえみえのエンディング。
ヒットするかどうか、前の経験がありますのでのノーコメント。
55点
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