05 Oct ビーストBeast B級の「ジョーズ」のライオン版
あまり気乗りはしなかったのですが、他にこれといった作品がかかっていなかったので、見に行った映画です。ドクターが娘二人を頭れて南アフリカへ旅するのですが、そこでライオンと死闘するというストーリー。亡き妻への思慕、長女との確執などもインサートされていますが、そんなものはどでもよろし。ライオンを密猟する悪の一味も加えられていますが、それもどうでもよろし。ライオンとの死闘に迫力があるかどうか、それが決め手だと思いますが、ド迫力があります。マルです。特撮だと思いますが、非常にリアルでなかなかのものでした。ライオン側からすれば、人間を襲うのは、悪の一味に仲間が虐殺されたリベンジなんですね。「ジョーズ」ほどダイナミックではないですが、同じ作り方。冒頭で犠牲者。いろいろなドラマを積み上げクライマックスの一騎打ちとなる流れ。一味違っているのは、ライオンにも良いライオン。普通のライオン、悪いライオンが居ますが、主人公とライオンの死闘に良いライオンが中に入り、助けるんです。エンディングはこういう作品には珍しくホトジェニックです。蛇足ですが今ネットで次の007は誰かのコンピが継続中ですが、トップはこの映画の主演男優イドリス・エルバなんですね。個人的には、黒人俳優は反対です。差別じゃないですよ。同じ意味で、アジア人俳優も反対です。ポリコレの普及によりそう取り沙汰されているんだと思いますが、初代ショーン・コネリーが画面に刻みつけたジェームス・ボンドは白人であるべきだと思うんです。
70点
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