19 Feb ザ・リトル・シングスThe Little Things3人のオスカー受賞者が競演したクライム・ドラマ
ほとんど1年ぶりに映画館で観た映画です。オーストラリアでも、映画館はコロナに関して規定のことを守れば大丈夫なんですが、コロナ禍、リスクを負っても観たいかどうか、それを基準にしてきたのと、シドニーではここ10数日患者0なので、ようやく映画館へ足を運ぶことにしました。デンゼル・ワシントン、レミ・マレック、ジャレッド・レトが火花を散らします。ワシントンとマレックがポリスで、レトが犯人とおぼしき人物。女性の連続殺人事件が勃発。田舎に左遷されたワシントンが、用事があって街の本署へ寄るのですが、そこで事件に協力することに。新作なのでネタバレは厳注意ですが、ワシントンはスネにキズのある身。マレックは本署のスター・ポリス。マレックとワシントンが協力して、レトを追い詰めるんですね。フィルム・ノワールとしては、シャドウが足りない。犯人は誰かの犯罪ドラマとしては消化不良。そんな映画です。最後の方のシーン、マレックが、レトの指示で死体を見つけるため、あっちを掘ったりこっちを掘ったりするのは全く馬鹿馬鹿しい。ワシントンは少し肥満気味で、これからもイケメン黒人俳優で居たいのなら、少し痩せるべき。マレックってすごい出っ歯なんですね。「ボヘミアン・ラプソディ」では気づかなかったです。演技合戦は、頭一つ抜けてレトの勝ち。どちらにしろ、やっぱ映画は映画館の大きなスクリーンで観るのが一番です。
65点
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