28 Aug エンジェル・ハズ・フォールン Angel Has Fallen ジェラルド・バトラーのfallenシリーズの最新作
スコットランド出身のジェラルド・バトラーは俳優を目指したのが30歳近くになってなので、かなりハンディがあったのではと推測されます。認められたのは2004年の「オペラ座の怪人」で、35歳の時。以降はスターダムを着実に上がってきています。
ただ、熱狂的なファンからは、異議が出てくるかもと思いますが、まだA級スターではない。そうかと言って、B級スターでは勿論ない。Aマイナスあたりに居るスターではないでしょうか。それでは、A級になるためにはどうしたらいいか。それは誰でもが知るような大ヒットを飛ばすか、助演でもいいのでオスカーをゲットすることですね。
ですが自身のシリーズをちゃんと持ってるんです。fallenシリーズです。
1が、エンド・オブ・ホワイトハウス(Olympus Has fallen),2が、エンド・オブ・キングダム(London Has Fallen)、そして最新作である3の、エンジェル・ハズ・フォールンです。
バトラー演じるのは、マイク・バニングというシークレットサービスです。1と2は観てないので何とも言えませんが、ま、これはB級の一応まとまったエンタメ・アクション大作。大統領(モーガン・フリーマン)が狙撃されバトラーが犯人に仕立てられるという、よくあるストーリーです。ただ、脚本が単純すぎるのか、ああ、犯人はこいつだと前半で思っていた通りの展開になりました。
それとバトラー、顔がむくんだようなシーンが何回かあり、これは前夜大酒をくらって次の日のロケに駆けつけたのではないかと、邪推したりしました。
久しぶりに、彼の父親役でニック・ノルティが出ていて、とても懐かしい気がしました。「ザ・ディープ」に出ていたブロンドのハンサムガイです。すっかりおじいちゃんですが、だてに年は取ってないです。いい味を出していました。
ただし、ベストパーフォーマンスは、バトラーの赤ちゃん。一見の価値ありです。
65点
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