エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンスEverything EverywhereAll At Once ミシェル・ヨーのワンウーマンショー - Kenjis Movie Review
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンスEverything EverywhereAll At Once ミシェル・ヨーのワンウーマンショー

日本では、この長いタイトルの映画を略して「エブエブ」と読んでるんですね。賢い!で、「エブエブ」は確か去年の10月ごろ見ました。ある意味しっちゃかめっちゃかな非常にユニークな映画だなというのが感想で、今年のオスカーを総ナメにするような作品だとは全く思わなかったです。つぶれかけのコインランドリーを経営するおばさんがミシェル・リーで、頑固な父親、無能な夫、レズの娘が絡むストーリー。それに税金申告が迫っているという設定。税務署の職員が、デブブスになり切ったジェイミー・リー・カーティス。簡単に言うと、カンフーとファンタジーを目まぐるしく交差させ、最後は人情劇で締め括った映画。リーはベテランで色々なハリウッド映画で活躍する演技派の売れっ子。これでオスカー(主演賞)をゲットしましたが、この程度の演技は朝飯前では。彼女の夫役が、「インディ・ジョーンズ」でハリソン・フォードの横にくっついていた少年だったとは気付かなかっです。助演賞を取り、俳優を諦めず苦節何十年後に勝ち取った栄光です。えらい!カーティスも助演賞をゲットし、これで有名な両親(トニー・カーティスとジャネット・リー)を抜きました。「ハローウィーン」でデビュー当時、ハリウッド黄金時代の美男美女の子供にしてはブスと陰口をたたかれましたが、これで溜飲を下げたのでは。個人的にはベストパーフォーマンスはレズの娘役の女優だと思ったのですが。この作品の快挙でアジア人の風がふき始めました。すでにネットフレックスその他の作品でかなりの頻度でアジア人俳優を見るようになっていますよ。この風に乗って、日本人俳優のハリウッドでの活躍を願っています。
   75点
 

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