28 Aug マッドマックス:フュリオサは残念ながら不発
劇場で予告編を見た時、すごいこれは大ヒットとなるというワクワク感があったのですが、本編を見て、何か肩透かしにあったような気がしました。退屈するようなことは勿論なかったですが、ストーリーラインが単純すぎる。このシーリズお得意のカーチェイスも、こういうの前に見たことがあるなという感じで新味がない。ジョージ・ミラー監督はエネギリッシュな采配ですが、観客をはじめから終わりまでドラマに引き込むという域には達していない。ミラー監督にはあったことがありますが、とてもいい人でヒューマニタリアンです。話は長くなるので割愛しますが、出演していた小人(これ差別用語でしたっけ)は、こちらの番組で身長のことでイジメに会うことを泣きながら訴え、それを見ていた監督が急きょこの役を作り、彼に与えたんですよ。そういう裏話もあったので個人的にも大ヒットを願っていたのですが。主役は、「ラスト・ナイト・ソーホー」が素晴らしく以降売れっ子のアニャ・テイラー=ジョイ。彼女に対決するのが、オーストラリアが誇るスーパースター、クリス・ヘムズワース。「マイティ・ソー」の大ヒットでアッという間に人気スターになりました。ただその成功をキャッシュインして色々な作品に出ましたが、大体がこけてるんですね。そのジンクスがこの映画にもとは思いたくないですが。ただ「ソー」シリーズが続く限り、ヘムワースのハリウッドでの地位は安泰です。
70点
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