20 Sep エンドレス・ラブ Endless Love ブルック・シールズが世界一の美少女と言われた頃の作品
監督は、「ロミオとジュリエット」(オリビア・ハッセイが世界のアイドルになりました)が有名な、フランコ・ジェフレリ。これも少年と少女のラブストーリーですが、少年の憑かれた愛で、平たく言うと恋狂いです。奥村チヨじゃないすっよ。若い人には理解不可能なおやじギャグです。
両親に反対されればされるほど、大きな炎となって燃えるあがるのがヤング・ラブです。亜流の八百屋お七少年版と言えるのかな。少年が、新人マーティン・ヒューイット、少女がブルック・シールズ。お七と違って、こちらはミスでシールズの家を全焼してしてしまい、ヒューイットは少年鑑別所送りに。シールズはそれでも愛していると鑑別所を訪問するところで映画は終わります。この時に流れる主題歌、ダイアナ・ロスと、ライオネル・リッチーの「エンドレス・ラブ」は美しいバラード、大ヒットしました。
新味のない悲劇のラブストーリーですが、シールズが本当に美しいです。どのカットをとってもハズレがなく、どのアングルからでも美しさは変わらないです。この頃ですね。世界一の美少女と騒がれたのは。それから、これはトム・クルーズのデビュー作。同級生の役で一瞬ですが、ちょっぴり太めでそこいらの少年という感じです。
シールズを2回インタビューしました。1回目は世界一の美少女の頃で、あまりの美しさに小型のテープレコーダーを持つ手が震えたのを覚えています。2回目は、加藤雅也共演のテレビ映画 「セブンス・フロア」で来豪した時。この時は、「ハリウッドは、私をどう扱っていいのか分からない」というコメントが印象的でした。第二のエリザベス・テーラーにはなれなかったですが、それでもきちんと残っています。
70点
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